キントーン(kintone)の伴走型導入支援

当方はFileMakerで作ったデータベースソフトをビートライドットコムでフリーソフトやシェアウェアとして配布していましたが、2022年に販売を終了しました。2009年の時点で総ダウンロード数12万を超える人気ソフトでしたが、今後の将来性を見据えて、迷走しがちなFileMakerから徐々にキントーンへと軸足を移しました。

伴走型支援とは

最近は「伴走型支援」という言葉をよく見かけますが、kintoneで業務用のアプリを構築するには、自ずと「伴走型」となる場合がほとんどです。様々な業種で、しかも会社によっては仕事の進め方も様々ですので、とてもじゃないのですが現場の業務を理解していないエンジニアだけでは構築する事は不可能です。

専任者だけで良いアプリはできるのか?

だからと言って、社内の専任者だけでアプリを構築していくのも難しい問題があります。しばしば見かける失敗例はこんな感じ。

  1. データベース設計に問題があり、大量のデータ入力をしてから失敗に気付いてアプリを最初から作り直すハメになった。
    (レコード番号をキーにしてアプリを作ってしまった場合などです)
  2. ユーザーインターフェースなどの使い勝手が悪く、「わかりづらい」と社員からの評判が悪い。
  3. アプリは作れたが社員があまり利用してくれない。(社内の意識問題)

ノーコードアプリ開発の落とし穴

上記の1.は典型的な落とし穴で、データベースをかじった人ならレコード番号をキーにする事のリスクを知っていますが、普通の人はまず知りません。最近よく見かけるTVCMや雑誌の記事を見て安易に導入された企業様も多いと思いますが、大量にデータを入力してから、あるいはアプリが本稼働に入ってから致命的な設計ミスに気付くのは、心理的なショックもかなり大きいものです。

では技術や知識さえあれば良いアプリはできるのか?

このような問題を解決して最善を尽くせるのが優れたエンジニアです。
技術や知識も重要ですが、現場の業務を理解する姿勢やヒアリング能力にはさらに高度なものが要求されます。

社内専任者とエンジニア、両者の協力があってはじめて良いアプリができあがります。ですので、必然的に「伴走型」の形式になってくるわけですね。

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